パウチ
そうです。オストメイトの方たちは人工肛門(ストーマ)でお腹のストーマにパウチという装具をつけ、そこに排泄物がたまるとトイレに捨てます。
袋の底の部分から中身を出すので従来の洋式トイレでは中腰の姿勢が苦しく、洗浄もむずかしく、和式トイレなら しゃがみ続けてしなければならず苦しい姿勢が強いられてきました。
そんなオストメイトのストーマのケアのためにできたのがタイプ5『ジャワメイト®』です。
公共用には車椅子のままストーマケアできるUD型や、身長の差に対応できる昇降式J1型やJ2型、コンパクトタイプ昇降式のJ3型をおすすめします。
UD型は高さ500〜950mmで車いすでも大丈夫です。
J1型・J2型・コンパクトタイプのJ3型の高さは650〜850mmまで上下する昇降式です。P型の高さは700mmの固定型です。
「ジャワメイト®」はオストメイトのためのまさにおもいやりのトイレです。
オストメイトの人口は大腸がんなどで増加の一途をたどっていますが、人工肛門は衣服を着れば外見からはほとんどわからないので周囲の理解が遅れ、見過ごされています。
いま各地のまちづくり条例でも設置義務付けの活動がひろがっているバリアフリー対策に不可欠の、まさに「もうひとつのトイレ」です。